FOXCONN R11S4MI-BA奮闘記(7) Linuxサーバー移転レポート

2009.03.15(Sun.)。
遂にLinuxサーバーの移転を決行しました。
LinuxのディストリビューションはCentOS 5.2です。

■移転前の環境
CPU:Pentium4 2.6CGHz
メモリ:DDR 400 1GB
OS:CentOS 5.2

■移転先の環境
FOXCONN社
R11S4MI-BA
CPU:Atom330 1.6GHz
メモリ:DDR2 800 2GB
OS:CentOS 5.2

■移行作業
01.サーバーセットアップ
02.データ移動
(旧サーバーのHDDをUSBで接続し、/homeや/etc、/var(MySQLデータベース等)の必要なデータを新サーバーにコピー。)

もの凄く大雑把な説明ですが、移行はスムーズにいきました。
前回、Fedora7からCentOSに移行した時に比べてもスムーズに移行できました。
後は、管理用のシェルスクリプトをわかりやすいディレクトリ構造に変更して再配置したため、いくつかのパスを変更しました。

■使用後の率直な感想
・Atom330はデュアルコアであり、且つHTであるため、システムモニタで見た際のクアッドCPUが安価で実現できて素晴らしい。(陳腐な感想ですが・・・)
・実メモリを2GB、スワップを8GB(そんなに必要ないが、要領が有り余っているので)であるが、実際に運用では実メモリ850MB、スワップ0という余裕(その分、MySQLにかなりメモリを割り当ててます)
・平均負荷(uptimeコマンド)で負荷を何度か測ったが、全サーバーのPentium4 2.6CGHzと比べても互角かそれ以上な印象。(若干新旧で動作しているソフトも違うが、運用として全く問題ない。)
・「エコワット」という電力測定できる機器でサーバーの電力を測った結果、概算で一ヶ月700円程度となる。(おそらく、1000円超える事亜まずないのでは?というレベル。)
・旧サーバーは2台HDDを積んでいたため、1台にデータのバックアップを取っておいたが、このR11S4MI-BAはSATAが2つしかなく、HDDと光学ドライブで使用しているので、2台目にはUSBの外付けを付ける必要がある。(もしくは、不要の光学ドライブを取ればいけるはず。)
・おまけで、以前のサーバーではサウンドカードのドライバがうまく入らなかったけど、R11S4MI-BAは問題なくサウンドが使えるため、音楽サーバーにもできる!(・・・あんまし意味ないですけど・・・)

以上、FOXCONN R11S4MI-BA奮闘記でした。

FOXCONN R11S4MI-BA奮闘記

コメント

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