Linuxに搭載されているテキストエディタ「vi」はコマンドを利用したエディタです。
大変便利ですが、コマンドを知らないと使用できない・・・
よって、主なコマンドの使い方を以下に掲載いたします!
| 種類 | コマンド | 操作内容 |
| 終了・ セーブ方法 |
:q | セーブせずに終了(編集した場合は、:q! 入力を求められます) |
| :q! | テキスト変更があってもそれをセーブしないでviを終了 | |
| :w | セーブするがviを終了しない | |
| :w ファイル名 | 別名(ファイル名)を指定してセーブします(viは終了しません) | |
| :w! ファイル名 | 別名(ファイル名)を指定し、セーブして終了 | |
| :wq | セーブして終了 | |
| 編集モードへ移行 | i | 現在のカーソル位置から文字を挿入 |
| R | 現在のカーソル位置から文字を置換 | |
| A | 現在のカーソル行の末尾から文字を挿入 | |
| O | 現在のカーソル行の前に行を挿入 | |
| o | 現在のカーソル行の後に行を挿入 | |
| 検索 | /正規表現 | 前方検索(現在のカーソル位置より) |
| ?正規表現 | 後方検索(現在のカーソル位置より) | |
| n | 上を検索 | |
| N | 下を検索 | |
| 置き換え | :s/正規表現/置換後の文字列/g | 「正規表現」を「置換後の文字列」に全て置き換えます。(現在の行にのみ) |
| :%s/正規表現/置換後の文字列/g | 「正規表現」を「置換後の文字列」に全て置き換えます。(文章全行) | |
| :%s/正規表現/置換後の文字列/gc | 1つ1つ置換の確認を取りながら「正規表現」を「置換後の文字列」に変換します(文章全行) | |
| 削除 | x | 現在のカーソルの文字を1文字削除 |
| dd | 現在のカーソルの行を削除 | |
| 2dd | 現在のカーソル行から2行削除(8ddなら8行削除) | |
| コピー・ 貼り付け |
yy | 現在のカーソル行を1行コピー |
| 2yy | 現在のカーソル行から2行コピー(8yyなら8行コピー) | |
| p | 現在のカーソル位置にコピーした内容を貼り付けます | |
| カーソル移動 | 3G | 開いているファイルの上から3行目にカーソルを移動(8Gなら8行目に移動) |
| 3gg | 上の「3G」と同じです | |
| その他 | . | 直前の変更操作を繰り返します |
| u | 直前の操作を取り消し | |
| :r ファイル名 | 現在のカーソル位置に「ファイル名」のファイルを全て挿入 | |
| :r! コマンド名 | 「コマンド名」にLinuxのコマンドを入力します。その時に返ってくる結果値(文字列)を現在のカーソルに挿入 | |
| :h | 日本語のマニュアルを表示 |

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